自然情報

2024年 秋の自然情報

2024年11月27日 自然情報
①八手(ヤツデ)が咲いています。葉が主に八つに深く切れ込んで手のように見えるのでこの名がつきました。また、大きな葉に魔物を追い払う力があると考えられて別名「天狗の羽団扇(テングノハウチワ)」といいます。
②木蔦(キヅタ)が咲いています。ツル植物で他の樹木や岩に付着しながら成長し勢力旺盛です。枝先にヤツデに似た花を球状に咲かせます。冬に咲くツタで別名「冬蔦(フユヅタ)」。
  • ▼桜通りの八手
  • ▼テニス山側の八手
  • ▼枝先に球状に花を咲かせる
  • ▼白い5弁花で芳香を放つ
  • ▼滴るように蜜がいっぱい出る
  • ▼蜜を求めて虫がたくさん集まる
  • ▼11/9時点のツボミ
  • ▼光沢のある大きな葉っぱ
  • ▼メインロビー前の木蔦
  • ▼他の植物に絡み付き精力旺盛
  • ▼枝先に球状に花を咲かせる
  • ▼ヤツデに似た5弁花
  • ▼ビオトープトンネルの木蔦
  • ▼5本あるオシベが目立つ
  • ▼蜜を求めて虫がたくさん集まる
  • ▼3月に色づいた木蔦の実
2024年11月24日 自然情報
①吉祥草(キチジョウソウ)が咲いています。「この花が咲くとその家に吉事がある。」と言われている縁起の良い花です。
②雄山火口(オヤマボクチ)が咲いています。アザミに似た面白い形の地味な花です。葉はそばのつなぎに使われます。
  • ▼ビュッフェテラス庭の吉祥草
  • ▼花茎は葉がなく高さ5〜13cm
  • ▼肉厚な花弁が反り返るように咲く
  • ▼紫色の花茎とツボミ
  • ▼下から順に咲いていく
  • ▼下の方にはメシベのある両性花が咲く
  • ▼メシベが1本あるのがわかるかしら
  • ▼上の方はオシベ6本だけの雄花が咲く
  • ▼サウスウィングトンネル横の雄山火口
  • ▼アザミに似た面白い形の花
  • ▼花粉がいっぱい付いている
  • ▼秋に咲く大型の山野草
  • ▼つま恋神社の雄山火口
  • ▼別名「山牛蒡(ヤマゴボウ)」
  • ▼ゴボウに似た葉っぱ
  • ▼葉の毛綿が火口(ホクチ)になる
2024年11月23日 自然情報
駿河天南星(スルガテンナンショウ)の実が色づいています。鮮やかなオレンジ色のトウモロコシといった感じの実です。実の重さに耐え切れず茎が折れてしまったり他の植物等にもたれ掛かっています。
  • ▼テニス山側の駿河天南星の実
  • ▼オレンジ色のトウモロコシみたい
  • ▼五百済坂の駿河天南星の実
  • ▼実が重く茎が折れてしまっている
  • ▼乗馬上三叉路の駿河天南星の実
  • ▼イルミネーション会場内の駿河天南星の実
  • ▼3月に咲いた駿河天南星の花
  • ▼面白い形の花
2024年11月18日 自然情報
①細葉柊南天(ホソバヒイラギナンテン)が咲いています。仲間の柊南天に比べ葉が細長いのでこの名になりました。柊の仲間は邪気を追い払うと言われ玄関の脇などに植えられます。花にはスズメバチやアシナガバチが来るので要注意!
②紅葉葉楓(モミジバフウ)の葉が赤く色づき始めました。葉は掌状で5〜7裂しています。別名「アメリカ楓(フウ)」
  • ▼チャペル前の細葉柊南天
  • ▼黄色い花穂が放射状に広がる
  • ▼黄色い6弁花
  • ▼直径5〜7mmの小さな花
  • ▼花とツボミ
  • ▼葉っぱは細長くギザギザ
  • ▼2月に色づき始めた実
  • ▼黒紫色に色づく前に鳥が食べてしまう
  • ▼P4の紅葉葉楓
  • ▼赤く染まってきました
  • ▼風に吹かれてどんどん落ちています
  • ▼葉は掌状で5〜7裂しています
2024年11月17日 自然情報
竜胆(リンドウ)が見頃です、秋の山野草の代表で、青紫色の5裂した筒状の花を咲かせています。根が生薬となり病気を治すとされていたことから別名「疫病草(エヤミグサ)」と言います。
  • ▼テニス山側の竜胆
  • ▼花はやや大型で鐘型の綺麗な青紫色
  • ▼色が濃い目の竜胆
  • ▼園内ではここにだけ自生している
  • ▼花は夕方から朝まで閉じている
  • ▼明るくなり暖かくなると少しずつ咲く
  • ▼天気の良い日中だけ開く
  • ▼昼前後は綺麗に開いている
  • ▼アリが蜜をいただきに来ています
  • ▼メシベとオシベが見えます
  • ▼中と外の斑点がきれい
  • ▼ツボミは渦状に巻いた状態
2024年11月16日 自然情報
晒菜升麻(サラシナショウマ)が咲いています。白い小さな花が固まって咲いていて垂れると猫の尻尾のようです。若葉を茹でて水でさらして食べることから「晒菜」、根が「升麻」と呼ばれる漢方薬になることが名の由来。
  • ▼ビオトープの晒菜升麻
  • ▼園内ではここにだけ咲いている
  • ▼白いビンブラシのようにも見える
  • ▼花穂は約20~30cm位
  • ▼咲いたばかりは花びらとガクは残っている
  • ▼咲くと花びらとガクは落ちる
  • ▼オシベだけが残ります
  • ▼アリが蜜をいただきに来ています
  • ▼例年はもっとたくさん群生している
  • ▼今年はなぜか少ない・・・
  • ▼ツボミ
  • ▼葉っぱ
2024年11月13日 自然情報
①石蕗(ツワブキ)が咲いています。葉にツヤがあり、蕗の葉っぱに似ていることから「ツヤフキ」。それが変化して「ツワブキ」になりました。きれいな黄色の花です。
②青葛藤(アオツヅラフジ)の実が色づいています。茎が青く昔衣装を入れた葛篭(ツヅラ)の材料になったのが名の由来。
  • ▼イルミネーション会場内の石蕗
  • ▼チャペルの石蕗
  • ▼ノースウィング前の石蕗
  • ▼きれいな黄色の花
  • ▼P5の石蕗
  • ▼花とツボミ
  • ▼花のアップ
  • ▼葉っぱはツヤツヤ
  • ▼乗馬上三叉路の青葛藤の実
  • ▼白い粉をふいて熟すと黒くなる
  • ▼熟す前は青っぽい(9月の実)
  • ▼8月に咲いた青葛藤の花
2024年11月11日 自然情報
①雀瓜(スズメウリ)の実が生っています。実がカラスウリよりも小さいこと、また白く熟した実がスズメの卵に似ていることからこの名になりました。
②野葡萄(ノブドウ)の実が色づいています。宝石のようなきれいな実をつけていますが、渋く苦いので食べれません。
  • ▼ウォーターパーク通りの雀瓜の実
  • ▼直径1~2cmの球形か楕円形
  • ▼たくさんぶら下がっています
  • ▼絡み付くように生っています
  • ▼テニス山側の雀瓜の実
  • ▼熟すと白っぽくなります
  • ▼9月に咲いた雀瓜の雄花
  • ▼9月に咲いた雀瓜の雌花
  • ▼ビオトープの野葡萄の実
  • ▼薄緑色から色が変化していきます
  • ▼色とりどりの宝石のような実
  • ▼ターコイズブルーの実
  • ▼メインロビー前の野葡萄の実
  • ▼9月上旬の色づき始め
  • ▼色づく前に鳥に食べられてしまう
  • ▼7月に咲いたの野葡萄の花
2024年11月10日 自然情報
①苗代茱萸(ナワシログミ)が咲いています。クリーム色の釣鐘状の花を下向きにたくさん咲かせています。苗代を作る5月下旬頃に実が熟すのでこの名になりました。
②石見川(イシミカワ)の実が色づき始めました。熟した青い実がとてもきれいですが、茎にトゲがあるのでご用心!
  • ▼イルミネーション会場内の苗代茱萸
  • ▼小さくて地味なので見つけ難い
  • ▼クリーム色の釣鐘状の小さな花
  • ▼下を向いて咲く
  • ▼花、葉の裏に褐色の斑点がある
  • ▼小さな虫が集まっている
  • ▼葉の裏は銀色で褐色の斑点がある
  • ▼枝にトゲがある
  • ▼第2スポーツ広場西の石見川の実
  • ▼ここに群生しています
  • ▼実は熟すと青くなる
  • ▼茎に下向きのトゲがいっぱいある
2024年11月9日 自然情報
フェイジョアの実が生っています。フェイジョアはウルグアイやパラグアイ、ブラジル南部など南米原産の果物です。グァバと同じフトモモ科の植物で、和名では「パイナップルグァバ」と呼ばれています。
  • ▼ちびっ子広場のフェイジョアの実
  • ▼卵くらいの大きさで卵形か楕円形
  • ▼追熟して食べるとやわらかく甘い
  • ▼未熟なものは酸味が強くザラザラ食感
  • ▼チャペルガーデンのフェイジョアの実
  • ▼ここのは小さな木だから観易い
  • ▼5月に咲いたフェイジョアの花
  • ▼花びらも食べることができます
2024年11月6日 自然情報
①朮(オケラ)が咲いています。万葉集では「宇家良(ウケラ)」の名前で詠まれており古くから親しまれている植物です。
②高野箒(コウヤボウキ)が咲いています。この枝を束ねて作られた箒を高野山で使われていたのが名の由来。
  • ▼もみじ坂の朮
  • ▼白から淡紅色の地味な花
  • ▼万葉集に出てくる万葉植物のひとつ
  • ▼古くから邪気を払うと信じられてきた
  • ▼桜通りの高野箒
  • ▼小さい筒状の花が13個くらい集まっている
  • ▼尾根沿いに群生しています
  • ▼見頃になりました
  • ▼咲き始め
  • ▼こんなもじゃもじゃは初めて見ました
  • ▼ツボミと花
  • ▼ツボミ
2024年11月3日 自然情報
①花梨(カリン)の実が落ち始めました。実はかなり硬いですが香りが良くのどの薬として有名です。「カリンポリフェノール」という成分を含んでおり、喉の炎症を鎮めて風邪や喘息の咳を止め痰をとる効果があります。
②柿(カキ)の実が色づいています。日本では古くから栽培されてきた果物で、園内では鳥や小動物の食料になっています。
  • ▼第2スポーツ広場西の花梨の実
  • ▼面白い形で枝にくっ付いています
  • ▼黄色に熟して落ち始めます
  • ▼地面に落ちた花梨の実
  • ▼実の大きさは手の平くらい
  • ▼4月に咲いた花梨の花
  • ▼ピンク色の可愛い5弁花
  • ▼4月に咲いた花梨の花
  • ▼P1の柿の実
  • ▼若宮通りの柿の実
  • ▼鳥たちの食料になります
  • ▼カラスにつつかれた柿の実
  • ▼P2の柿の実
  • ▼ビオトープの柿の実
  • ▼5月に咲いた柿の雌花
  • ▼5月に咲いた柿の雄花
2024年11月2日 自然情報
広葉風鈴酸漿(ヒロハフウリンホオズキ)が咲いています。葉の幅が広くて風鈴のような果実をつけることからこの名になりました。熱帯アメリカ原産の帰化植物で第2スポーツ広場西に群生しています。
  • ▼第2スポーツ広場西の広葉風鈴酸漿
  • ▼直径1cm程の五角形の花
  • ▼花色は淡黄色で茶色の模様がある
  • ▼下を向いて咲きます
  • ▼下を向いて咲きます
  • ▼花と実
  • ▼群生しています
  • ▼緑色の風鈴がいっぱい
  • ▼萼が膨らんで袋状になる
  • ▼若い萼の脈は緑色
  • ▼脈がだんだん紫色を帯びてくる
  • ▼中の果実は約1.1cm
2024年11月1日 自然情報
朱色に色づいた烏瓜(カラスウリ)の実が薮の中でとても目立っています。ほとんどは楕円形ですがまん丸の実もあります。烏瓜は夏の夜にレースの様なとても綺麗な花を咲かせるんですよ。機会があったら非是一度来年の夏ご覧ください!
  • ▼ビオトープの烏瓜の実
  • ▼サウスウィング下の烏瓜の実
  • ▼カートコースの瓜の実
  • ▼カートの丸い烏瓜の実
  • ▼P8の烏瓜の実
  • ▼P8の烏瓜の実
  • ▼P8の色づく前の烏瓜の実
  • ▼少しオレンジ色に色づきました
  • ▼緑→オレンジ色→朱色と変化していきます
  • ▼7月に咲いた烏瓜の花
  • ▼レースの様なもじゃもじゃした花
  • ▼夏の夜にしか咲きません
2024年11月園内散策フラワーマップ
「イチョウ」や「ユリノキ」「ハギ」は黄色に、「モミジ」や「ウルシ」の葉っぱは赤色になり園内の紅葉(黄葉)が進んでいます。春から夏にかけて咲いた花は実をつけ、冬鳥たちも来園しています。深まり行く秋のつま恋の自然をお楽しみください。
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